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by boaboa16

子は親の鏡。部下は上司の鏡。

もう怖くないよ。 私の覚悟は、13年前の感覚に完全に戻った。

私は最近、店長会議において常々「アルバイトスタッフが辞めるのを恐れて、甘くなるな!甘くするから店舗レベルは下がり続ける!」と豪語してきた。

しかし、店舗の現状は 正直、あまり良いレベルではない。

また、この状況においても社員認識もかなり甘い。

私からみたら完全NGの状態。 しかしアンケート結果は、ほとんどの社員はOKとの判断。

数字は正直。 我が社は実績は右肩下がり、一方。

完全に 現場レベルでのスタンダード認識が下がってしまったことが原因だ。

何が悪くて、何が足りていないのか。 これを分からなくなってしまっているのだ。


さて、これは誰のせいなのだろうか?

社員が悪いのか? いや現場責任者である店長が悪いに決まっている・・・・!?

答えは、簡単だった。

灯台下暗し。

原因は、私本人にあった。

厳密に言えば、私の甘さに原因があった。

我が社は、私が知る限りにおいて 他社様より何事においても融通が利く。

これはある意味、社員に対するメリットでもあり、私もそう理解していた。

しかし、その結果は一般的な社会人としては不適切な感覚を植えつける結果となってしまった。

「これくらいは大丈夫だろう。」 「こんな作業は後回しでも大丈夫。」

他社様なら、上司から一喝され「おまえは社会人にもなっても、こんなことすら出来ないのか!!!」なんて言われかねないことを、大目にみてきてしまった。

それはなぜか?

もちろん、社員のため。我が社で働くメリットを維持したいため。

しかし、本質は どうなのか?と、自問自答する・

その答えは単純。 「社員に辞められたくないから」

たったコレだけ。

私は店長に言った「スタッフが辞めることを恐れるな」と。

しかし、私自身が「社員が辞めることを恐れていた」事実。

未だに、店長達が一本筋が通しきれない原因は、私の行いにあるに違いない。

子は親の鏡。 そして部下は上司の鏡。

私が実践出来もしないことを、店長達が実践出来るわけもない。

覚悟は決まった。

あの13年前の覚悟。 腐敗しきった1店舗の店を、一人でだって切り盛りしてやる。 俺の行く道に、一緒に行きたくない人間は、もう一緒に来なくていいよ。  そんな覚悟。

もう怖くないよ。

だって誰も居なくなっても死ぬわけじゃない。 そしてきっと一人ぐらいは一緒に来てくれるから。

同じ方向を見て、同じ方向に歩みを進める友とだけ、同じ時を過ごそうと改めて誓った。

13年前とは立場は大きく違えど、気持ちは同じだ。

この苦境から絶対に脱出する。 絶対に出来るはずだ。
子は親の鏡。部下は上司の鏡。_e0069433_23272912.jpg


それはなぜか。 我々は大きなチャンスを得ている人間なのだから。 
by boaboa16 | 2009-09-21 00:02 | 仕事