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by boaboa16

各論と総論

物事を考えるときに「各論と総論」を熟考する必要がある。

我が社には毎月アルバイトを表彰する制度があります。

毎月スタッフ間のアンケートをして、その月の1番評価のスタッフに対して、3000円分のスターバックスカードを進呈する制度です。

この制度に対して、あるスタッフから「なんだ、スタバカードか、、、、(そんなのいらない、もしくは興味ない)」=「アンケート表彰なんてどうでもいい」的な反応があったそうです。(脚色と憶測・推測アリ)

そこで、そんな反応に対して現場の店長は、代わりに金券(図書券など)に変更できないか相談がありました。

私の回答は 即答で「否」です。 なぜならば、スターバックスカードを進呈している私の本意は、決してコーヒーを飲んで欲しいわけではありません。 その本意は、「勉強の機会提供」です。

皆さんが、どう感じているか分かりませんが、私個人は何度足を運んでも勉強になるスターバックス。
そこに足を運んで欲しい。そんな思いからスターバックスカードを進呈しています。
スタバに足を運ぶことが重要であって、その先にある「どう感じるか」は千差万別で構わないのです。
たぶん、不満・興味なしスタッフにとっては、スターバックスは「ただの美味しいコーヒー屋さん」。ディズニーランドも「ただの楽しい遊園地」。
それは、それこそ私個人、我が社には全く興味のないことなのです。

しかしきっと1番評価を受けるスタッフにもなると、きっと何か1つでも「学びになる」と感じ取ってくれると私は信じています。
我が社には、様々な「遊びのような学び」制度があります。たぶん、飲食業なら大手上場企業を含んでも日本No1いや世界No1と自負しています。
しかし、その意味や価値を感じ取ってもらえることは少ないのが事実。
ただこれは決して自己満足ではない。これは確信です。
感じない、感じ取れない「各論」に対して、総論をまとめてしまうと本質を見失うことになる。

これが経営のミソだと、この年になって ようやく胸を張って言えるようになった。
裸の王様の話は、誰でも知っているでしょう。
しかし、その本意というか事実のみを再考察すると「王様の本意」が見えてくるのではなかろうか?
もったいぶるようですが、この話は また後日にしましょう。

私が考える。
チャンスは平等に。
選択は個人の自由。
同志には手厚く。

この最後の「同志には手厚く」
このアルバイト表彰制度は、これに属する。
同志の為の制度である。
全員が共感などするわけもなく、それこそ少数しか賛成派肯定派はいないのではなかろうか?

誰か一人の意見を取り上げて、本意が曲がる。これは本末転倒です。

これは料理やドリンク、サービスについても同じ。一人のお客様の声もとても大切ですが、それはあくまで単位が「1」の意見。「各論」なのである。

よくこういう事を耳にすると思います。
「お客様が~~~言っていたので、変更しましょう」etc
一人のお客様の声が、あたかも大多数のお客様の声に変ってしまう代表です。

一番大切なことは「総論」は何であるのか!?
各論と総論を決して取り違えないように、物事の本質を考えてみる。

もちろん、各論も大切。

各論には革新のヒントがあり、総論には永続のヒントがある。
各論を取り上げる勇気と、総論も大切にする懐の大きさ。まさに「裸の王様」の所業を見習ってみては如何でしょうか?
by boaboa16 | 2015-02-02 00:08 | 仕事