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by boaboa16

血を流せ!肉を切れ!骨を断て!<後編>

ここからはあくまでも超私見だ。

なぜならば、この人類において同様の経験をした人間など、たったの一人もいない。

ただし一つだけ私・我が社が言い切れること。

それは今の我が社は99.99%生き残れる可能性があるということ。

スモールビジネスにおいて、この未曾有のコロナショックに生き残る方法を考察みる。

同規模同業者の参考にでもなればと記しておく。


まず大原則は<我が身を削る>こと。

「身を削る」と言っても、大きく3つに大別される。

①血を流すこと

②肉を切る(削ぎ落す)こと

③骨を断つこと

①「血を流すこと」とは、それは私財や無駄を一掃すことだ。自身の給与が無支給でもいい。当然給与は0円。

②「肉を切る(削ぎ落す)こと」とは、それは事業縮小することだ。

③「骨を断つこと」とは、それは仲間を切り捨てることだ。

①私財をむやみやたらに差し出すことは、悔しいと思われるでしょうが、この危機的な状況においては、「仕方がない」と納得するしかない。まずここからスタートライン。

※法人と私人を100%分けて考える経営者も多いと思いますが、なぜ身銭を切らねばならないのか?それは最後の③に繋がります。もちろん、平時であれば公私混同は言語道断だ。

続いて「肉を削ぎ落す」

②ずばり事業縮小だ。

スモールビジネスの経営者にとっては、お店とは子供同然。

可愛くて可愛くて仕方がないはず。

そしてスケルトンから作り上げた飲食店であれば、何百万いや何千万円という大金をつぎ込んで作ったはず。

そんな店を閉店廃業するなんて、大損となる訳だし、哀しくやるせない気持ちになることだろう。

平時に戻れば、きっとそこそこ稼いでくれる武器にもなる可能性さえ残されている。

しかし今やアフターコロナと呼ばれる「新しい生活様式」が求められる中で、直近でのV字回復は厳しいはずだ。それ以前に収益率が低い店舗が12店舗は存在していたはずだ。全店舗がドル箱経営なんてありえない。

もちろん全部がかけがえのない可愛い子供たち。

でも私は肉を切ることが、生き残る上で重要な要素だと考えている。

だからこそ、その可愛いお店たちを客観的に分析しよう。数字は嘘を付かない。

1年間の収支を見れば一目瞭然のはずだ。(収益率が低い店舗は、大いにして賃料なども高い)

と同時に、賃料が高い=保証金などもそれなりの金額が大家様に預けられているはず。

そうなのだ、この保証金。

解約撤退すれば、キャッシュを生み出すことが可能なはずだ。

もちろん会社自体も身軽になる。(固定費の大幅な削減)

(※スケルトン工事の必要性も加味して、それぞれの会社の規模にあった対応をすれば良い)

例えば5店舗経営していれば1店舗の閉店廃業は、この難局に限って言えば有効な手段と考えている。(※我が社は9店舗中3店舗廃業。当初から1店舗の廃業は決めておりましたが)

事業規模は縮小はしても、決してマイナスではなく、収益率を限界値まで引き上げれば良い。

そして、最後は③「骨を断つこと」

そうだ!仲間を切り捨てるのだ!!!!!!!

きっぱり断言する。お情け無用。鬼になれ!

もちろん平時であるならば、私だって仲間を切り捨てるなんて、絶対にあり得ない行為だ。

ただし、今は戦時下。

敵からの攻撃をかわすのに、大勢で戦えば恰好の的になるだけだ。

さらに言えば、兵糧攻めにあった時に、耐え切る余力も無くなる。

もちろん株式上場をしているようなナショナルチェーンであれば、一致団結?して、それこそ社員を一時帰休させるなどして生き残りを掛ける選択肢もある。

しかし、スモールビジネスにおいて100人前後のスタッフ全員を守り切ることなど不可能。

であるならば、きちんとした嘘偽りのない説明責任を果たすと共に、平謝り一辺倒で謝罪し、早い段階に仲間と決別をした方がお互いの為だ。

生半可な嘘を付いて明るい見通しを示し、仲間を引き留める行為が、如何に残酷なことであるかを理解すべきだ。 それ以前に、都合の良い嘘は絶対にダメだ。

ここで重要になってくるのが<仲間の切り捨て方>だ。

経営者であるならば、この窮地において数パターンのシナリオを頭に描いているはずだ。

その数種類のシナリオの中で最悪のシナリオを仲間に伝えること。

その上で生き残る為の新たな雇用形態を提案し、最悪な条件下でも残ってくれるメンバーと共に、次のステージを戦うことを強くおススメする。

戦時下において大切な要素の一つは、無償の愛だ。

損得勘定が先行する関係性だと、自ら(会社)の破たんに繋がる。

なので損得勘定を後回しにしてくれる運命共同体とも呼べる仲間を探す必要がある。

そして、この瞬間こそ、経営者として今までの軌跡が正しいものであったのか?仲間から審判を下される時だ。

皆全員、助けてくれるはずはない。

かといって全員が去ってしまうわけでもない。

(※ここで全員が去るようであれば、経営者人生はコロナ収束を待たずして終わらせた方が良い)

アナタはいつ切れるやもしれない蜘蛛の糸を皆に垂らした。

そのおぼつかない糸を信じて、残ってくれる仲間は糸を手繰り寄せてくれている。

きっとアナタ(私)を、この地獄の淵から救い出してくれるのは、そんな蜘蛛の糸を信じて付いて来てくれる仲間のはずだ。

戦時下を生き抜く為には、必ず誰かの助けが必要となる。その窮地を救ってくれるのがこの仲間たちだ。

すると、ここから先はアナタ一人だけの戦いではなくなる。
皆に支えてもらい、皆と共に戦い生き抜く。

だからこその①であり、だからこその②が必要になってくる。

まずは自らが痛みを伴わう行動をし、そして皆に少しでも現状を理解してもらう。


ようやく、ここからは<Re-BORN>リボーン。再生の始まりだ!!!

仲間は揃ったはずだ。

今、アナタ自身や会社は大怪我を負っている。
でも助けてくれた仲間がいる。

ここで初めて、未来を語ろう!

自分(会社)の怪我が治った時(会社が元通りの軌道乗った時)の未来を語ろう。
自身の私腹を肥やす前に、皆から受けた恩恵(借金)を倍返しする計画を立て、皆に示めそう。

いつの時代も国が滅びる原因は、外的要因ではなく、内的要因だ。

コロナで滅びるのでなく、社内の不調和で会社は滅びる。

今までの行いを信じ、仲間を信じ、お客様が戻ってくることを信じ、今まで以上に努力をしよう。

努力なきところに、未来はない。

未来を切り拓くのは、政府の政策でも、インフルエンサーの言動でもない。

自らの行動を律し、強く強く仲間を信じることだけだ。


by boaboa16 | 2020-05-09 20:57