その色、今日は黒だが、明日は白。きっと他の人には、、、
2021年 03月 31日コロナ禍に突入して、はや1年が過ぎた。
この1年を総括するには、かなりの時間が必要なので、また改めて考えたいと思うが、一つだけ「正解だった」と確信出来る行動が1つだけある。
それは何かと言えば
「君子豹変す」
我々経営者、そして政治家は、時流を読み適時適切な行動が求められる。
一言で言うならば「柔軟性」だろう。
しかしこれは平時の話である。
コロナ禍、大袈裟な言い方をすれば戦時下においては、柔軟性はある意味、障害となる可能性がある。
柔軟性とは、多様性の享受であり 調和の心だ。
文字の如く、穏やかな行動様式である。
しかし戦時下においては、全体の調和や全体の幸せを考える行為は、共倒れの可能性が高くなる。
少なくとも、今の日本のコロナ対策においては、和の心や忖度が邪魔をして、悪循環に陥っている。
最たるは、時短営業の協力金。
先例が出来てしまった為に、もう後戻り出来ない状態だ。
では、どうすれば良いのだろうか?
言うのは簡単だが、端的に言えば「ゼロベース」でリスタートすることだろう。
今までのやり方は、無かったものとする。
これ以外にない。
窮地を打破出来るか否か、これが運命の分かれ道ではなかろうか?
「柔軟性」ではなく「究極」の行動がキーワードになる。
飲食業の世界で言えば、ベイシックスの岩澤社長やグローバルダイニングの長谷川社長が良い例だ。
岩澤社長は、一旦は「全店舗フル営業だ!」と号令を掛けた翌日に「やっぱり時短に応じます」とアッサリ身を引き、商機があると見るやいなや、今度は「全店舗フル営業だ!くたばれ、バァバァ!」と叫んだ。笑
長谷川社長は「時短に応じない」と断言するも、行政から命令が下ると、犯罪者にはなりたくない、、、と時短営業4日間。
そして手のひらを返すように、また営業再開。そして104円裁判!
この2人こそ、真の社長であると私は感じる。
戦乱を生き残る術を心得ている。
ちなみに我が社も、
全店舗やるぞ!!!と言って、翌日に協力金が出ることが決定すると全店舗休業を強制しました。
※これは赤字覚悟でも、意味があると感じた為。
こんな横暴に見える私や他の社長達も、「何をすれば特定多数の仲間を守れるのか」これを考えているに他ならない。
全員は助けてられない。
しかし1人でも多く助ける為の行動を考える。
これが戦時下で求められる最良の行動だと私は考える。と同時に、唯一無二の選択肢だと信念を持っている。
これからも同士を助ける為の選択肢を選び続ける。
例え、金色を見て、今日が黒で明日が白だと言わなくてはならなかったとしても、、、、
きっと部外者は嘘つきと揶揄するだろう。
しかしこの号令の成否は、仲間だけが結末を知っていれば良い。ただただ、それだけ。
我々は我々の運命を全うする。
by boaboa16
| 2021-03-31 22:26











