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by boaboa16

その色、今日は黒だが、明日は白。きっと他の人には、、、

コロナ禍に突入して、はや1年が過ぎた。
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この1年を総括するには、かなりの時間が必要なので、また改めて考えたいと思うが、一つだけ「正解だった」と確信出来る行動が1つだけある。

それは何かと言えば
「君子豹変す」

我々経営者、そして政治家は、時流を読み適時適切な行動が求められる。
一言で言うならば「柔軟性」だろう。
しかしこれは平時の話である。

コロナ禍、大袈裟な言い方をすれば戦時下においては、柔軟性はある意味、障害となる可能性がある。

柔軟性とは、多様性の享受であり 調和の心だ。
文字の如く、穏やかな行動様式である。

しかし戦時下においては、全体の調和や全体の幸せを考える行為は、共倒れの可能性が高くなる。
少なくとも、今の日本のコロナ対策においては、和の心や忖度が邪魔をして、悪循環に陥っている。

最たるは、時短営業の協力金。
先例が出来てしまった為に、もう後戻り出来ない状態だ。

では、どうすれば良いのだろうか?
言うのは簡単だが、端的に言えば「ゼロベース」でリスタートすることだろう。

今までのやり方は、無かったものとする。
これ以外にない。

極から極 つまり「極端」な行動こそが、コロナ禍で窮地に立たされて者が生き残ることが出来る唯一の手段である。
窮地を打破出来るか否か、これが運命の分かれ道ではなかろうか?
「柔軟性」ではなく「究極」の行動がキーワードになる。

飲食業の世界で言えば、ベイシックスの岩澤社長やグローバルダイニングの長谷川社長が良い例だ。

岩澤社長は、一旦は「全店舗フル営業だ!」と号令を掛けた翌日に「やっぱり時短に応じます」とアッサリ身を引き、商機があると見るやいなや、今度は「全店舗フル営業だ!くたばれ、バァバァ!」と叫んだ。笑

長谷川社長は「時短に応じない」と断言するも、行政から命令が下ると、犯罪者にはなりたくない、、、と時短営業4日間。
そして手のひらを返すように、また営業再開。そして104円裁判!

この2人こそ、真の社長であると私は感じる。
戦乱を生き残る術を心得ている。

ちなみに我が社も、
全店舗やるぞ!!!と言って、翌日に協力金が出ることが決定すると全店舗休業を強制しました。
※これは赤字覚悟でも、意味があると感じた為。

こんな横暴に見える私や他の社長達も、「何をすれば特定多数の仲間を守れるのか」これを考えているに他ならない。

全員は助けてられない。
しかし1人でも多く助ける為の行動を考える。

これが戦時下で求められる最良の行動だと私は考える。と同時に、唯一無二の選択肢だと信念を持っている。

これからも同士を助ける為の選択肢を選び続ける。
例え、金色を見て、今日が黒で明日が白だと言わなくてはならなかったとしても、、、、 

きっと部外者は嘘つきと揶揄するだろう。
しかしこの号令の成否は、仲間だけが結末を知っていれば良い。ただただ、それだけ。

我々は我々の運命を全うする。

by boaboa16 | 2021-03-31 22:26