私的考察「人として」前編

人として生きるために、「健康」は欠かせない要素である。

「健康」とは、ココロとカラダのバランスが共に良好に保たれなければならない。

ここ数ヶ月の間に、如何ともし難「ココロの欠如」をした方達と出会った。

問題はどこにあるのか？　

大いにして、育ってきた環境に起因している。

そこに共通するもの。　「愛」の欠如ではなかろうか？

親からの無償の愛。　　師からの教育の愛。　心を許した人からの無垢の愛。　そして友からの助け愛。

話を聞ければ、みんな「愛」というモノを信じない、もしくは知らない。　

幸いにも、私はすべてに於いて「愛」の恩恵を受けて育ってきたと思う。

そして、今は何不自由のない生活をせさてもらっている。　これは傲慢ではなく、純粋にそう感謝している。

「健康」とはココロとカラダの両者が健全でなくてはならない。

そういう観点からみれば、「愛の欠如」はある意味　病に冒されているに他ならない。

では、これは不治の病なのであろうか？

結論からいえばＮｏだと考えている。

しかし、限りなく不治の病に近いとも云える。

では、この病の治療法は何であるのか？　答えは単純である。

愛の欠如には、愛でしか治療できない。

しかし、そこには真の愛が必要である。　命を削った親の愛にも、似た「無償の愛」　それでしか、その病を救えないのではなかろうか？

全身全霊をかけた愛。　誰にでも出来る所業ではない。

後編につづく・・・・・・